朝登った地蔵岳を後にし、足尾から細尾峠へ
既に何台かの車が駐車していました
左が薬師岳、右が茶ノ木平方面です
まずは薬師岳へ
こんな細尾根を進んで行きます
登山道から見える薬師岳
細尾根登山道
崩れている場所もあり迂回路ができてました
登山道から見える足尾方面の山々
薬師岳山頂手前
ミヤコザサに覆われています
薬師岳山頂に到着
1,420.1m
細尾峠より35分
頂上から日光の山々が見えます
男体山、大真名子山、女峰山
再び細尾峠へ戻り茶ノ木平へ向かって出発
カラマツ林の中を進みます
カラマツ林へ入るといつも思い出すのは白秋の詩
改めて全文を調べてみました
落葉松
北原 白秋
一
からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。
二
からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道はつづけり。
三
からまつの林の奥も
わが通る道はありけり。
霧雨のかかる道なり。
山風のかよふ道なり。
四
からまつの林の道は、
われのみか、ひともかよひぬ。
ほそぼそと通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。
五
からまつの林を過ぎて、
ゆゑしらず歩みひそめつ。
からまつはさびしかりけり、
からまつとささやきにけり。
六
からまつの林を出でて、
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
からまつのまたそのうへに。
七
からまつの林の雨は
さびしけどいよよしづけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。
八
世の中よ、あはれなりけり。
常なれどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。
ちょうど、この時期の想いでしょうか・・・
などと物思いにふけっていたら、突然走り出した何か
よく見るとサルでした
暫く歩くと明智平の駐車場が見えてきました
放送がよく聞こえてきます
茶ノ木平近くなるとガスが出てきました
明智平への分岐
茶ノ木平へ到着
茶ノ木平ロープウェイ跡から見る中禅寺湖
男体山に雲がかかってしまいました
中禅寺湖温泉街が見えます
白根山も見えます
山頂は雪で真っ白
ガスが掛かった帰り道
岩の上にたたずむ地蔵尊が幻想的
車で清滝方面へ進んでいると
突然道に雄シカが立っていました
追いかけるとあっという間に居なくなりましたが
斜面で別のシカがこちらを覗っていました