東日本大震災から一ヶ月が経とうとしている。
自然の脅威を見せつけられた瞬間。
自然現象に想定などというものは通用しない。
大地震が起きる度に、建築物は強度を増し、
津波が起きる度に防波堤が高くなっていく。
人間の傲り。
地球の営みに抵抗などできるはずもない。
人も地球の中で生かされているのだから。
津波で流された街。
瓦礫となってしまった家々には、暖かい灯がともり家族の笑顔があったはず。
それぞれの生活があり、人生が刻まれていた場所。
被災地と言う言葉でまとめてしまうには、余りにも重すぎる惨状。
(南峰頂上569.6m)
死者は3万人に近付こうとしている。
多過ぎて現実感が湧かない。
でも
一人一人の家族、想い、無念さを考えたとき、悲しみの大きさは計り知れない。
(南峰頂上から岩山方面眺め)
被災された方々
今は思い切り泣いて、途方に暮れて、
いつの日か必ず
笑顔が戻ることを信じています。
(展望地よりの眺め)
自然は挑もうとすると脅威であり、近付こうとすると優しさを見せてくれる。
恐ろしくもあり、それでもやっぱり美しい。
(時間があったので古峰ヶ原高原に寄る)
東日本大震災は
人間の作った物を破壊しつくし
人の優しさ、絆を運んできてくれた。
(鹿沼市 二股山、古峰ヶ原高原)
GPSデータはここから
出発時間 11:40
所要時間 2時間07分
水平距離 4.21km
歩行距離 5.75km
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