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2011年4月6日水曜日

<二股山 2011/04/03>山を歩きながらの想い


東日本大震災から一ヶ月が経とうとしている。
自然の脅威を見せつけられた瞬間。

自然現象に想定などというものは通用しない。
大地震が起きる度に、建築物は強度を増し、
津波が起きる度に防波堤が高くなっていく。

人間の傲り。

地球の営みに抵抗などできるはずもない。
人も地球の中で生かされているのだから。



津波で流された街。
瓦礫となってしまった家々には、暖かい灯がともり家族の笑顔があったはず。
それぞれの生活があり、人生が刻まれていた場所。
被災地と言う言葉でまとめてしまうには、余りにも重すぎる惨状。

(南峰頂上569.6m)

死者は3万人に近付こうとしている。
多過ぎて現実感が湧かない。

でも

一人一人の家族、想い、無念さを考えたとき、悲しみの大きさは計り知れない。

(南峰頂上から岩山方面眺め)


被災された方々
今は思い切り泣いて、途方に暮れて、

いつの日か必ず
笑顔が戻ることを信じています。

(展望地よりの眺め)

自然は挑もうとすると脅威であり、近付こうとすると優しさを見せてくれる。
恐ろしくもあり、それでもやっぱり美しい。

(時間があったので古峰ヶ原高原に寄る)

東日本大震災は
人間の作った物を破壊しつくし
人の優しさ、絆を運んできてくれた。

(鹿沼市 二股山、古峰ヶ原高原)


GPSデータはここから

出発時間 11:40
所要時間 2時間07分
水平距離 4.21km
歩行距離 5.75km



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